四月四日(月) 晴れ 暖かい | keiの歌日記

四月四日(月) 晴れ 暖かい

  桜ちらほらいい気候 

午前中外出、 タクシーの窓からのチョイ見だったが、石手河畔の桜が三分咲き、なかなかいい景色。

遠くの石鎚山系の雪景色に映えて、見事。

「氷原」四月号到着。悉曇歌 その七、八(悉曇=しったんと読む)

今日の歌 (氷原四月号掲載歌)

*まがなしくまどろむ真夜の窓の外(と)は真冬真盛りまさに末世や

*水ぬるむ南の冬を見詰めつつみごと旅立つ水鳥あわれ

*結ばるる無碍の愛など無と知ればむしろ愛しき胸に棲む影

*木犀の香に悶ゆがに腿揺するもの言わぬ犬 もう冬が立つ

*山里のやすらぐ宿に八重雨はやすみなく降る夜気を染めつつ

*湯に憩いゆく冬しのぶ夕ならば雪を厭うな揺るる夕月

*夜を忍ぶ夜半に世へ寄す「寄歌」に酔えば喜びよよと寄り来る