二月二十八日(月) | keiの歌日記

二月二十八日(月)

昨日初出、当然見てくれた人は無し。
他の人のプログを拝見すると、若い人が多いから年齢ギャップが大きい。
まあその内、短歌好きの人が見てくれることを期待してあせらず、気長に続けて行きます。
 二十数年前、角川短歌の、短歌公募館で約一年間"塚本邦雄"大先生撰で入選、佳作を続け、一度は特選に選ばれたことも有りました。
 当時のことを懐かしみながら頑張ります。
多少、塚本臭い歌が出るかもしれません。なるべく顰蹙を買わないように気をつけながら。。。

* 遺棄さるるままのわが死屍その背(せな)に高く陽の照る春の倦怠

* 水、樹には碧(あお)きしたたりわが黙の身には羅刹の薄き血となれ

* 半身をひたし眠らな月明にあさきゆめみむための アブサン

* 逝きし日の塩からき汗 少年が掌にのこすただひとつの記憶

* ユダの死よこひねがはくば共演者無き黙劇のエピローグたれ