三月二十三日(水)今日もまた雨 しかも寒い | keiの歌日記

三月二十三日(水)今日もまた雨 しかも寒い

   
  ひさしぶりに少し暇が出来た まゆみさんのブログ探検

一読して赤面状態 ”ほめごろし”??かと思ってしまう。

いやいや素直になろう。まゆみさん あなたに褒められる程のモノではないと

本心から思っています。

一連、かなり作為が見え見えで、まさに題詠のための読み込みで、申しわけ

ないですが、あまり推敲もせずに出しました。それを最大級の賛辞で評して

頂き、穴があったら入りたい!!感じです。

 明日から他のお方のブログ覗くのがこわい。

まゆみさん 有難う御座いました。なにか心の依り所が出来た気がします。

素直に受けてこれからもガンバリマス。



今日の歌

*かえり来よかの日かの夜 肺腑までひびく汝が声在らず今宵は

*天よりの軌跡曳きつつなおもわが運命(さだめ)のごとく消えぬ星在り

*満天にしろがねの傘ひらくとき遠き月恋うわれのおろかさ

*月満てり 風わが袖を翻しなばいざ行かめやも死者の棲む森

*枯るる身は避けて降れかし含羞のごときオリオン放つどよめき

*世代差の谷くらぐらと闇を斬り月をそびらに負うわれに対く

*はるかなるわれとし思うその雲に在ればうすくらがりの罪障

*その髪は黒かりき夜半窓に顕つ柳かあらず亡母か はたまた

*胸腔よりしたたる音のかねてより乱れつつあり裡の血時計

*正信の喝(げ)におののけり弥陀堂のくろき僧その声の確かさ

*諾いて読みき月旦「浪漫主義」と言う文字美しく三月に映ゆ

*あるいは死ならずや眉目秀でたる影が我より脱けてゆく午後

*おとめ等のほほ嬲りゆく風にしてわが掌には汗のみの街かど

*午後二時の怠惰ひそかに拾いつつ思惟を千里の果てへ走らす