三月二十四日(木)  曇り時々雨 | keiの歌日記

三月二十四日(木)  曇り時々雨

  Bar Betty’s Blue訪問

 今日はベテイさんのお店へ立ち寄った。甘い美酒を沢山頂いて、またまた

メロメロにされました。他に多くの優秀な作品の羅列がある中で、私ごときの

凡作に眼を留められ、多大の共感を寄せての賛辞、穴があったら入りたい!

 あなたのブログでもちょっと言いましたが、お互いなにか共通する味覚を

持っているのでしょう。残念ながら歌集は持っていませんし、これからも出す

つもりは有りませんが、ヒョットして歌集を出すことになったら、勿論、あな

たを第一号の読者として謹呈いたします。(当てにしないで待っててくだ

さい)。

 評していただくばかりで、あなたの作品への言及が出来ませんが、実は、

一通り自作の評を当たってから、じっくり皆さんの作品鑑賞に掛かります。

重ねて御礼申します。有難うございました。




 今日の歌

*あわあわと汝が肉体(ししむら)の解け得ざる薄物はわが終いの呪縛ぞ

*憂いさえ忘れ去りたり春の陽のその輝きと汝が透ける眸に

*薔薇よ起て月暗黒の影すなる いまぞさきがけて行け蜂起へ

*星どちの喧喧として降り来たる夜は在りされど冷え冷えと 愛

*夜のとばり忘れられぬか黒蝶のかの鱗粉とまごうなき 詩よ

*直ぐ立てる白き素足よ噴水のかたわら去りがたきは懼れか

*反転をなすときそびらに受く茜 鯉水底にたおれしや 否(ノン)

*乙女子の髪撫づる掌のしろくしてわれには遠き異次元の季節(とき)

*食甚を終えし月なり冴え冴えと影を消しつつわが掌に到る

*ひとひらの影を踏まえてやおら立つ女あり星のざわめきに酔い