三月七日(火) 題詠blog100首詠(031~035) | keiの歌日記

三月七日(火) 題詠blog100首詠(031~035)

題詠blog100首詠

 

    031:寂

       寂として声無き夜の法堂に朗とひびけり老僧の

 

    032:鍵

       胸躍る心地に読みぬ寝もやらず潤一郎の「鍵」の妖しさ

 

     033:シャンプー

       シャンプーとリンス違へてそのあまり眼に痛しまたポカしてしまふ

 

     034:株

      凡そわれに縁なきものと思へども朝ごとに見る株価一覧   

 

     035:

      遅れたる季節(とき)にぞあらめ風花のなか一組の翔ぶ雁の見ゆ

            

 

      


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