三月八日(水) 題詠100blog 投稿歌 (036~040)
題詠100ブログ100首(036~040)
036:組
遅れたる季節(とき)にぞあらめ風花のなか一組の翔ぶ雁の見ゆ
037:花びら
ちらほらと色とその香のほの顕ちて梅一輪に春の花びら
038:灯
一途なるひとの想ひにたじろぎてただ置きて去る街の灯の下
039:乙女
縋りつつ汝が足の背に口づけぬ乙女十八をさなかりし汝
040:道
陽だまりをその肩に受け犬ひとつ屑のごとくに眠る道端
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