三月九日(木) 題詠blog100首投稿歌 (041~ 045)
題詠blog100首投稿歌
041:こだま
遠山に呼べどかへらぬ声を遣り虚なるこだまをわが待ちて居り
042:豆
節分の夜を忘れたる独り居の窓に響かふ豆を投ぐ音
043:曲線
しなやかに腰を撓めつその細き曲線を成す綺羅見事なり
044:飛
飛ぶごとく空滑走すひとわざと思へぬ二十五の女(ひと)の態(なり)
045:コピー
コピーせるごとく相似るひとを恋ひまた深夜魅入りつつ寝(い)ぬ
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